必要な参考書と問題集
私が実際に使った参考書と問題集は以下です。これをそれぞれ3回読み込むとPMPの試験に90%程度の正解率で合格します。(実際の合格ラインは55%程度なので余裕で合格です。)★Rita Mulcahy の "PMP Exam Prep"
この本はアメリカのAmazonでダントツで売れているPMP Exam対策本です。上記の通り、Amazon内でもReviewが823も寄せられており、その人気ぶりが見て取れます。PMBOKに沿った解説となっており、癖のあるPMP試験問題の背景の思想・哲学(『PMIイズム』と呼ばれている)を説明してくれているので、この本を3回読み込むことで、暗記地獄から解放されます。
私は実際、PMP試験を受験する際に、暗記は殆どしませんでした。日本の本で勉強すると、各プロセスごとのInput/Output/Tool & Techniqueを暗記するのではないでしょうか?Rita Mulcahyのアプローチは理解を重視しており、暗記は理解する中で自然に覚えた物だけで合格が出来る様に考慮されています。(もちろん、最低限の暗記は必要です。)
★Aileen Ellisの"PMP Exam Simplified"
この本はRitaの次にアメリカのAmazonで売れている本です。141のreviewが付いています。この本の良い所はPMBOKの各プロセスごとに簡単な要点と問題を並べてとてもシンプルな構成となっていることです。また、問題量も1,000問と十分あります。Rita Mulcahyの本だと解説が主で、問題数が400問と少なかったので、このAileen Ellisの本と合わせて十分に問題演習を行うことが可能です。
PMPではお決まりの計算問題が有ります。それはNetwork Diagram(PERT)とEarned Value ManagementとFixed Price & Incentive Fee等の契約関連の計算問題です。Aileen Ellisは別売りの本にその辺の詳細を記載してそれぞれ別の本として売っているので、この本では全パターン網羅してはいませんが、必要最低限は載っているので、わざわざ買わなくてもokと思います。Ritaの本と合わせて、十分な問題演習が可能となっています。
(欲しい人は買っても良いですが。。。)